川崎市南生田保育園の第三者評価の結果

川崎市南生田保育園の第三者評価の結果
 
評価実施年月 平成20年2月
公表年月 平成20年3月
対象サービス 保育分野
法人名 川崎市南生田保育園
対象事業所
住所 〒214-0036 川崎市多摩区南生田3-2-7
TEL・FAX TEL:044-954-7575  FAX:044-954-7575
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総合評価

総合評価
 
特に優れている点
1. 地域の中の保育園

 
地域の中に根ざした保育園を心がけ、市民や商店街との関係を築き、民生委員や主任児童委員などと協力して地域の発展に欠かせない保育園を目指しています。隣接している小・中・高校・老人福祉施設や療育センター、児童相談所、多摩区子育て支援センター、保健福祉センターなどと連携が取れています。 次世代育成のため小・中・高校生の保育体験や保育実習、ボランティアを積極的に受け入れています。保護者アンケートから「毎日いろいろな人が遊びに来ると、子どもから話しを聞き楽しそう」「よい刺激になる」と、いうコメントもあります。地域にあって当たり前、なくてはならい保育園を目指し、これからも保育園が地域の子育ての拠点として、地域の重要な交流の場としてその存在感を高めていきます。
 
2. 見える保育を目指して

 
風通しのよい保育園を目指し、誰からでも"見える保育"に心がけています。来園していただける方は大歓迎です。いつでも見学、相談に来てください。保育園はみなさんの物という考え方です。保育の伝え方も、子どもの様子や集会、行事をデジタルカメラで撮り速報としてその日にお知らせし、保護者の方に雰囲気を伝えるなど"見える保育"を心がけて取り組んでいます。子どもの表情がわかると保護者から好評です。保護者アンケートから、「安心して預けられる」「職員と気軽に話やすい」という賞賛の声が数多く寄せられていました。これは人と人との信頼関係から成り立つものです。
 
さらなる改善が望まれる点
1. 望ましい食育を目指して

 
食物の大切さやありがたさを知るため、季節行事の由来や季節の食材を通して伝えています。食育について、市の指針が変わる中で、年齢ごとに望ましい園の指針を作成し、保育の中で展開していきます。子ども達の家庭背景や日頃の食事場面を考慮して、家庭と連携しながら、マナーを習得し、小学校への橋渡しができるようにさらなる発展を期待します。
 
2. みんな同じ川崎市の子ども達

 
待機児児童の受け入れについて、前向きに取り組みをしていきます。しかし、待機児童が解消するわけではありません。保育園を利用できる子どもも、保育園を利用できない子どもも同じ川崎市の子どもです。子ども達が利用できるようなシステム、子育て支援ができないか模索しています。いつでも保育園に来て遊べるようにしていきたいと、園長はじめ職員は熱いものを秘めています。誰でも分け隔てなく利用できる保育園を目指し構想をめぐらしています。 来年から、プレイルームを保育室に変え、2歳児を月齢順に分けて保育するなど様々な工夫を計画しています。現在は、園庭やプール開放、誕生会の招待などにて地域の子ども達を受け入れていますが、さらに多くの機会をつくろうと考えています。
 

評価領域ごとの特記事項

評価領域ごとの特記事項
 
人権への配慮
子どもの人権や性差・虐待について学習・研修をし、園独自のマニュアルを作成し活用しています。子どもの良い点を見つけて誉め、一人ひとりの違いを認め合うことが大切であるという視点で保育しています。
 
運営方針の中に、個人情報の取り扱いについて記載し、職員全員で周知徹底を図っています。関係機関との連携体制は整っており、定期的な巡回や検診時・就学相談時に向けて連携を図っています。人権について、職員間でプリントを作り、学習を深めています。性差について、4月から男性保育士が配置され、子どもに接する様子から性差別の無意味さを実感しています。
 
利用者の意思・可能性を尊重した自立生活支援
保育参観や懇談会、各行事等の折々に、利用者との意見交換を図る機会を設け、家庭と連携して保護者も含めた、子どもの自立支援を図る保育を進めています。子どもの自主性を尊重し、子どもの喧嘩は、子ども同士で話し合い解決させるようにし、遊びの順番も、子どもの話し合いで決めるようにしています。好みの類衣等も、複数見せて本人に選択させています。
 
排泄のオムツからパンツへの切替えも、焦らず、子どもの個性や状態に合わせて、支援していくようにしています。
 
言葉使いも、子どもの行動をできるだけ規制しないよう、「だめ」や「いけない」と言うような否定語は避けるようにしています。
 
サービスマネジメントシステムの確立
地域社会や保護者等に対し、風通しのよい保育園運営を目指しています。「心身ともに健康な子ども」「豊かな感性をもち素直に表現できる子ども」「自分の考えを伝え友達のことも考えられる子ども」という園目標を掲げ、保育を実践しています。職員会議で反省を行ない、保育内容の点検、自己評価を定期的に行っています。延長保育、障害児保育、家庭保育福祉員、緊急入園は関係機関と連携を取って実施しています。
 
保護者が安心して利用できるように、懇談会、行事など事あるごと、感想や要望、意見を伺うほか、コミュニティーボックス(意見箱〕を設置し、意見、要望、苦情などが伝えられるようにしています。
 
緊急対応マニュアルがあり、不測の事態に備えています。怪我や事故が起きた場合、園長、看護師の指示のもと、受診が必要な場合は、保護者へ速やかに連絡し状況説明と謝罪、子どもが帰宅後は、必ず連絡を入れ様子を伺うなどの対応をしています。会議で報告し全職員で事故を検証し、対策を講じて再発防止に努めています。子どもにも分かりやすく話し、約束事として再発防止に取り組んでいます。
 
園舎内外を毎月、安全点検し、環境整備、事故防止に努めています。避難訓練も毎月実施しています。不審者防止対応訓練を実施したり、くらし安全協会の不審者防止教室の研修を受けたりしています。
 
地域との交流・連携
地域の中に根ざした保育園を心がけ、市民や商店街との関係を築き、民生委員や主任児童委員などと協力して地域の発展に欠かせない保育園を目指しています。隣接している小・中・高校・老人福祉施設や療育センター、児童相談所、多摩区子育て支援センター、保健福祉センターなどと連携が取れています。地域の方に、園庭開放や栄養相談、看護相談、プール開放や移動動物園なども実施しています。
 
次世代育成のため小・中・高校生の保育体験や保育実習、ボランティアを積極的に受け入れています。
 
読み聞かせボランティア「りぷりんと」の来る日を子ども達は楽しみにしています。
 
地域には行事前の挨拶や、送迎時の駐車場を借りているため、園長と保護者会の方が挨拶に行くなど、地域の中の保育園を目指して配慮は怠りません。
 
運営上の透明性の確保と継続性
地域社会や保護者等に対し、風通しのよい保育園運営を目指し、誰からでも"見える保育"に心がけています。保育理念や基本方針、保育計画は、保育説明会や懇談会、園だよりなどで保護者に説明しています。子どもの様子や集会、行事をデジタルカメラで撮り速報としてその日にお知らせし、保護者の方に雰囲気を伝えるなど"見える保育"を心がけて取り組んでいます。子どもの表情を伝える事が出来て保護者から好評です。
 
運営の改善にむけて、園長は、毎日保育室に足を運ぶように努め、子どもの姿や保護者との関わり、環境などを把握し、助言をしています。保護者から意見や感想を聞き、保護者の会アンケートやコミュニティーボックス(意見箱)の設置により意見等を収集し、保育や行事に活かしています。現在、待機児童の解消に向けた取り組みを行っています。
 
地域には門扉の所やフェンスの掲示板や、園庭開放だよりで情報を提供しています。
 
職員の資質向上の促進
多摩区独自の年間計画のよる研修や、そのほか多数の研修があり、全職員が、研修を受けられるように配慮しています。企画された研修の他に、各自が自己研修の機会を持ち参加できる体制があります。研修を受けた職員は、園にて報告する場を設け、情報の共有化や職員の質の向上に役立てています。
 
園内研修のテーマを決めています。今年は危機管理、乳児、幼児に分かれ"遊びこめる環境"をテーマに進めています。小グループ゚で話し合うことで、意見が言いやすい雰囲気を作っています。週・月・期の反省を臨時職員も含めて行ない、保育内容の点検、自己評価を定期的に行っています。
 
園長は、川崎市の人事評価制度を活用して、職員と面接し一人ひとりの課題や悩みを掌握して、意見や提案を聞き、業務の改善につなげ、一年の反省や次年度の抱負、運営に対する提案、要望、担任の希望など聞く機会にしています。
 
また、毎日各保育室に足を運ぶように努め、職員とのコミュニケーションを図っています。
 
体験学習・交流保育等受け入れマニュアルがあります。
 
次世代育成のため小、中、高校生の保育体験や保育実習、ボランティアを積極的に受け入れています。
 

評価結果詳細

評価結果詳細
 
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