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公益社団法人
神奈川県社会福祉士会
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施設・事業所情報

施設・事業所情報
 
名称
上永谷保育園
評価対象サービス
2022 保育所版
対象分野
認可保育所
定員
70 名
所在地
233-0012
横浜市港南区上永谷1-35-41
TEL
045-841-6274
ホームページ
【施設・事業所の概要】
開設年月日
2013年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等)
社会福祉法人 神奈川労働福祉協会
職員数
常勤職員:21 名
非常勤職員:2 名
専門職員
保育士:21 名
栄養士:2 名
調理員:1 名
施設・設備の概要
保育室:5
事務室:1
職員休憩室:1
多目的室:1
予備室:1
医務室:1
園庭:1
プール:1
 
 

理念・基本方針

理念・基本方針
 
法人の基本理念:
日本の心臓部、京浜工業地帯・神奈川に働く人々の生活の安定と向上、文化の創造的発展の為に、そしてとりわけ、働く保護者たちと子どもたちの為に最善を尽くします。
 
保育基本理念:
子どもたちの「今、ここに生きる」を大切にし、一人ひとりが「かけがえのない存在」と感じて、自信を持って生きていく力を育てます。
 
園目標:
豊かに生きる力を身につける
★自分も周りの人も好きで、仲間と一緒に喜び合える
★やりたいことを自分でみつけ、すすんでする
★身のまわりのことができ、見通しを持って生活することができる
 

施設・事業所の特徴的な取組

施設・事業所の特徴的な取組
 
横浜市営地下鉄ブルーライン上永谷駅から徒歩13分、または神奈中バス「島越」「上永谷住宅」から徒歩3分の小高い丘の住宅地にある。1977(昭和52)年に横浜市立保育園として設立され、2013(平成25)年から社会福祉法人神奈川労働福祉協会により運営されている。定員70名のところ、0歳児から5歳児まで59名の園児が在籍しており、21名の保育士も含め28名の職員で運営されている。延長保育も含め、平日は午前7時から午後8時まで、土曜日は午前7時から午後6時半まで、平屋の園舎と683m²の園庭で保育している。2022年(令和4)年に園舎の全面改修を終え、よりよい環境で保育を行っている。
園内には、年齢別の保育室のほかに多目的室がある。隣接する小さな公園の他、近隣には自然豊かな公園が複数ある。民間移管後も、特徴である異年齢児保育を一部引き継ぎ、幼児を対象に実施している。
遊びや行事活動の際には、子どもたちの「やりたい気持ち」を尊重し、様々な遊びができるようコーナー等を工夫したり、園児からの提案を基に製作を行うなど、気持ちや主体性を尊重した保育を実施している。また、障がいのある子どもも含め、一人ひとりの個性を大切にした保育に努めている。信頼関係の構築を通じて、家庭にとって身近な存在であることを目指している。
法人傘下の5保育園による子どもの年齢別、保健衛生や給食などの部会や会議を通じて、お互いの工夫などを共有し保育に活かしている。
 

第三者評価の受審状況

第三者評価の受審状況
 
評価実施期間
2022/08/17(契約日) ~2023/03/27(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期)
 1 回(2015年度)
 

総評

総評
 
特長や今後期待される点
◇特長
・障がいのある子どもに寄り添った保育
障がいのある子どもが、集団保育の場にいることが難しい場合には、事務所や廊下で過ごしても良いことにし、子どもの気持ちと個性に寄り添った対応をしている。そのうちに「クラスに帰りたい」と言うようになり、他の園児と同じ空間にいる方が安心する様子がある。また、他の子どもたちも、その様子を日常的に受け止めている。
 
・工夫された書式による記録とアセスメント
「保育日誌」の子ども一人ひとりの記録をもとに、食育、健康、人間関係や表現など、年齢に応じた項目立てからなる年齢毎の「経過記録」により、1歳児は2ヶ月ごと、2歳児は3ヶ月ごと、3歳児以上は1年を4期に分けてアセスメントを行い、めざす子どもの姿と援助内容、家庭との連携を設定している。
 
・保育を継続しての全面改修
園舎の全面改修にあたり、「園舎全面改修ニュース」を定期的に発行して改修工事などの様子を保護者に伝え、敷地内の仮園舎で保育を継続しながらの工事に理解を仰ぐ取り組みを行なった。その結果、保護者の理解のもと、日々の保育を休むことなく改修工事を終えることができ、仮園舎からの引っ越しにも保護者が積極的に協力する様子があった。
 
・保育士業務の負担軽減への工夫
午後の保育士配置にゆとりが生じる状況を活用し、順番に保育士が保育業務から事務業務に移行する「事務の時間」を設けている。保育士は「事務の時間」に週案作成、行事の準備や「クラスだより」の作成などを行い、就業時間内に業務が終わるよう工夫している。
 
・法人の部会などを通じた運営の工夫
法人傘下の5保育園の担当者による、0歳児部会以下年齢毎の6部会、それ以外に保健衛生、障碍児(注)、事務員の3部会、また主任、給食、事務局の3会議、それ以外にHP管理運営委員会が年数回開催されている。各々の部会などの運営は担当者が工夫し、5園全体の仕組みを考えたり、研修を企画するなど、法人全体の情報の共有や研修を通じた資質の向上を図ると同時に、園毎の工夫を互いに活用する仕組みがある。
 
◇今後期待される点
・園が持つ子育てノウハウの地域への還元
市の子育て支援事業として、プール解放やどろんこ遊び、運動会ごっこや育児講座など実施している。園独自には、近所の親子が通りかかった時に「一緒に遊んで行きませんか」と呼びかけるくらいで、継続的な活動には至っていない。保護者に対して行っている絵本の貸し出しやレシピの提供などの対象を広げたり、保育士の持つノウハウを子育て相談として地域に還元するなどの工夫が期待される。
 

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 
横浜市より当法人に運営が移管し10年。これまでは公立保育園での保育を引き継ぐ形で保育を進めていましたが、10年経ち、今の上永谷保育園の現状や課題を客観的に捉え、利用者の方々が安心して過ごすことができる環境をより具体的に考えていきたいと思い、2回目の第三者評価を受けるに至りました。
今回、自己評価にあたっては職員個人で自分の現状を振り返ってもらい、そのうえで話し合いの場を持っていきました。職員それぞれが見えていることを擦り合わせることで課題が浮き彫りになり、園のことを俯瞰して見る機会ともなりました。
実地調査や総評でいただいたご意見、アドバイスは、漠然と感じていた課題について第三者の目で見ることで明瞭化されましたし、私たちが感じていた改善点と同じ部分について指摘いただいたことも、今後への足掛かりとなりました。
この数年はコロナや改修工事等で園の中が落ち着かない状況が続き、利用者の方々に負担をかけることになっていないかと心配もありましたが、保護者アンケートでは大変心強い言葉をいただき、勇気づけられました。このことに甘んじることなく、今回いただいたご意見をもとに、改善点については早急に見直しを進めて参ります。保育園として安定的な保育を進めていくためには、経験値ではなく、誰がやっても同じ保育が提供できるような組織づくりや、書類等のソフト面の改善も急務と感じています。一つ一つを丁寧に確実に改善していきながら、子ども達が笑顔で過ごせる保育園生活のために、保護者の方が安心して預けていただけるように、一緒に子ども達の成長を見守り、バックアップできる関係を大事にしながら努めて参りたいと思います。
 

第三者評価詳細PDF

第三者評価詳細PDF
 
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