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公益社団法人
神奈川県社会福祉士会
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反町三丁目17番2
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平日月~金9:00~17:00
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施設・事業所情報

施設・事業所情報
 
名称
野庭保育園
評価対象サービス
2024~ 保育所版
対象分野
認可保育所
定員
80名
所在地
234‐0056
横浜市港南区野庭町635
TEL
045‐844‐9419
ホームページ
【施設・事業所の概要】
開設年月日
2022年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等)
社会福祉法人成和会
職員数
常勤職員:14 名
非常勤職員:9 名
専門職員
保育士:17 名
栄養士:1 名
調理員:2 名
施設・設備の概要
保育室:6
事務室:1
職員休憩室 予備室:各1
厨房:1
園庭:1
プール:1
駐輪スペース:1
 

第三者評価の受審状況

第三者評価の受審状況
 
評価実施期間
 
2024年4月17日(契約日)~2024年11月19日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期)
 0回(    年度)
 

理念・基本方針

理念・基本方針
 
≪保育理念≫
私共は保育園に通うお子さんのために専門職としての力を発揮したいと考えております。私共は多くの皆様に信頼されるよう懸命の努力をしたいと考えております。
①安全・安心の保育
②豊かな感性(想像力)と自主性を育てる保育
③丈夫な体をつくる保育

≪保育方針≫
①一人ひとりを尊重し発達に合わせ心を込めて保育する
②業務の標準化を行い保育の資質を安定させる
③職員間の連携を大切にする
④子育て家庭の支援や卒園児・地域住民との交流を深める。
 
≪保育目標≫
① 思いやりの心を育てる保育
②「できた」という達成感で自信をはぐくむ保育
③ あそびを充実させる保育
④ 健康な体を作る保育
 

施設・事業所の特徴的な取組

施設・事業所の特徴的な取組
 
園内外に緑が多い環境にある。405.54㎡の園庭には、ジャングルジムやすべり台、プールや菜園などが整備されており、職員の手によって手入れが行き届いた安全・安心な環境に整えられている。鉄筋コンクリート1階(一部2階)建ての園舎は、隅々まで清掃が行き届いており、子どもたちも保育士も裸足で過ごすことができる。遊びや行事、活動の際には、子どもたちの個性を尊重し、様々な遊びができるようコーナーなどを工夫したり、保育室の棚の上には子ども一人ひとりの専用スペースが設けられており、ブロックなどの作品が思い思いに展示されている。また、アレルギー疾患のある子どもは、他の子どもと少し離れた机で食事をしているが、除去食がない時には他の子どもたちと一緒に食事をするようにしている。法人が宮崎市で運営する2つの保育園と連携し、保健衛生や給食などの部会や会議を通じて、お互いの工夫などを共有し保育に活かしている。横浜市から移管され3年目を迎え、引き続き法人理事長が毎月来園し運営を補佐している。法人の特色を生かした運営を通じ、専門職集団として地域に信頼される保育を目指している。
 

総評

総評
 
特長や今後期待される点
◇特長
○子どもの個性や主体性を尊重した保育
法人の「みんな違ってみんな良い」「個々の違いを認めて尊重する」という考え方を大切に、服装の好みや文化の違いによる希望や嗜好などについて、日頃から子どもを尊重した保育に努めている。子どもが主体的に遊べるように、おもちゃを自由に取り出せるような工夫をしたり、子ども一人ひとりが自由に作品などを展示できる専用スペースを設け、子どもの「やってみたい」「見てほしい」気持ちを尊重する取り組みをしている。障がいのある子どもと他の子どもを同時に保育することで、人を気遣う気持ちや、障がいを受け入れる気持ち、社会性を育む保育を実践している。職員は、人権研修に参加し研鑽の機会をもち、子どもを尊重した保育を大切にしている。
 
○おいしく食べることへの取り組み
「食育年間計画」が作成され、年齢ごとのねらいや内容、配慮が明示されている。
園庭では園児がナス、ピーマン、サツマイモなどを栽培しており、収穫後は給食で提供されている。また、年4回の「クッキング保育」は、子どもたちの楽しみの一つとなっている。献立は、法人本部がある宮崎市の管理栄養士が中心となり、公立・私立保育園で3ヶ月毎に作成されるものを用いている。給食検討会で食材の形態やメニューなどについての意見交換を行い、調理に活かす工夫をしている。調理室はガラス張りで、香りを楽しみ、調理の様子が見えるようになっており、子どもたちが「今日は何だろう」とのぞく様子がある。給食のサンプルを置いたり、「給食だより」「献立表」を情報通信技術(ICT)を通じて配信して保護者との連携を大切にしている。
 
○安全・安心な保育環境
「感染症マニュアル」などを法人内の看護師が中心となり整備し、法人の研修や園の職員会議で周知している。職員が園庭の除草作業や石拾いなどをしており、清潔で安全な状態に維持している。遊具や水道設備などを打診や触診で確認し、安全チェックリストを用いて園内外の点検を行っている。また、AEDの使用について毎月自主訓練を行っているほか、食物アレルギー疾患のある子どもの避難時に、除去食品ごとに色を定めた専用ベストを用意したり、体調が急変しやすい子どもの情報を各クラスで周知するなど、災害時も含めた緊急時に備えている。
 
◇今後期待される点
○長・中期的なビジョンを見据えた職員参画による事業計画の策定
3~5年後のビジョンと、計画の実施状況の評価を行うことができるように数値目標や具体的な成果を盛り込んだ「中・長期計画」の策定が期待される。その下で、職員の参画を通じて実施状況を振り返り、単年度の「事業計画」を策定する工夫が期待される。併せて、策定を通じて職員の意欲向上が図られることが期待される。
 
○保育の質の向上に向けた組織的な取り組み
クラス毎や行事の後に振り返りを行うとともに、年度末には行事全体の自己評価を行っている。さらなる保育の質の向上に目指して、今回第三者評価の受審に至った。園の運営や保育全般にかかわる評価項目や基準を定め、全職員の参画により継続した評価、分析の実施が期待される。併せて、課題に対する取組を、日常的な保育の質の向上に活かす工夫が期待される。
 
○保育を担う職員一人ひとりの育成
人事考課の仕組みがあり、業務の振り返りの機会がある。また、職員を対象にした「意向調査」で一人ひとりの意向を確認し、風通しの良い職場環境を工夫している。園としての「期待する職員像」を明示するとともに、人事考課の仕組み、加えて、保育の改善や専門性の向上につながる項目を工夫した「自己評価表」の作成と定期的な実施、及び面接を通して、職員一人ひとりの目標を設定し、自らの将来を描けるよう工夫が期待される。
 
○情報の公開を通じて運営の透明性の確保
法人のホームページ上で、「法人の理念」や、園ごとの「苦情解決公表」に苦情内容と園の対応を掲載し公表している。園のホームページを整備し、園の理念や基本方針、保育内容、年度事業計画及び事業報告、第三者委員が関わっていない苦情・相談の件数や対応についてもわかりやすく公表することが期待される。併せて、事故やヒヤリハットなどについても発生内容や対応について公表することが期待される。
 

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 
今回初めての受審でしたが、評価項目の内容が多岐にわたり、さらにそれが細分化されていた為、当法人及び園の運営を再見直す大変(大きく変える)貴重な受審でした。
今までは、運営について問題点もありませんでしたので「大丈夫だろう」と過信していましたが、今回の受審で多くの事に気付き、改善すべき点も整理していくことができます。
本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
 

第三者評価詳細PDF

第三者評価詳細PDF
 
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