○川崎市ふじみ園は、川崎市が設置し、川崎市社会福祉事業団が昭和61年4月に施設運営を受託し、平成18年4月から指定管理者となり運営継続して現在に至っている。生活介護事業(定員50名)と就労継続支援(B型)事業(定員10名)の障害者施設である。
○利用者一人ひとりの年齢や特性、意向に応じて自律・自立生活が送れることを大切にし、個別支援を行っている。
○生活介護事業は、安全を第一に据えて利用者一人ひとりの希望を聞き取り、軽作業や自主製品の制作、健康維持のための体操や散歩、地域清掃等、適性や興味を考慮したプログラムを提供している。
○就労継続支援(B型)事業は、就労に必要な知識・能力の向上のための作業種を開拓すると共に工賃の向上を図り、部品や箱(菓子、ハンカチ等)の組み立て、封入・封緘・発送業務、園外での清掃業務の他、利用者の実習・就労支援を行っている。
○上記2事業共通事項として、利用者の健康管理が実施されている。看護師による日常的な体調管理、嘱託医(精神科・内科・歯科・耳鼻科)による定期健診や健康診断が実施される他、利用者の高齢化・重度化への対応として、南部リハビリテーションセンターの理学療法士や作業療法士等による身体的能力評価の実施や個別支援計画に基づく機能訓練を行っている。
○職員は、利用者一人ひとりの権利擁護や意思決定を大切にし支援を行っている。利用者が「川崎市ふじみ園」を安全基地と認識し、自分の強みを生かしが地域生活や就労等にチャレンジできるよう、安心できる居場所とすることを目指している。
○利用者の話し合いの会である「仲間の会」が月例で設けられ、施設の運営方針等について、利用者の意見発信の場のひとつになっている。また、利用者の保護者会として「ふじみ会」が隔月で定例的に設けられ、施設運営方針や福祉情報を発信すると共に、利用者と会議内容の共有を図って連携を密に行っている。