相模原市立麻溝保育園の第三者評価の結果

相模原市立麻溝保育園の第三者評価の結果
 
評価実施年月 平成22年5月~23年3月
公表年月 平成23年3月
対象サービス 保育所
経営主体(法人等) 相模原市
対象事業所 相模原市立麻溝保育園
住所 〒252-0336 相模原市南区当麻1357-1
TEL・FAX TEL::042-778-3752 FAX:042-778-6524
ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu/hoiku/005802.html
 

総合評価

総合評価
 
優れている点・独自に取り組んでいる点
  • 麻溝保育園の保育目標に、「①命の大切さを知り、意欲と思いやりのある子ども、②麻溝の身近な自然や地域の人との触れ合いの中で健やかな心と身体が育つ、③様々な活動を通して豊かな感性や自主性を養い創造性の芽生えを培う」を掲げ、保育に取り組んでいる。
 
  • 豊かな自然環境に恵まれ、時には園庭でオ二ヤンマ、カブトムシ、ヒキガエルなどを観察したり、畑やプランターで草花や野菜を栽培したりして、自然と触れ合っている。周辺の公園や駅などに散歩して、地域の人とも挨拶を交わしている。
 
  • 幼児のオープン保育や乳児の交流保育で異年齢の子どもと一緒に遊ぶ中で、年下の子どもに思いやりの心、年上の子どもに憧れの気持ちを培うことができるようにしている。養護学校や肢体不自由児通園施設(陽光園)、老人ホーム、地域の老人会、小中学生の体験学習など、いろいろな世代の人との交流を通し、お互いに認め合ったり昔の遊びを教えてもらったりしている。
 
  • 保育室に、ままごと、ブロック、制作、絵本などのコーナーを設置し、子どもたちが好きな遊びを自分で選ぶことができるようにしている。廃材などの身近なものの他ダンボールやカラービニールなど様々な素材をを用意し、子どもたちが自由に制作活動ができるように工夫し、子どもたちの作品は遊びの保障ができるよう取っておくスペースや展示できる場所をコーナーとして用意している。
 
  • 幼児クラスの給食は、一定の時間内で子どもたちが自由に時間を決めてランチルームで摂っている。調理員が子どもの希望に応じて量を調節して盛り付け、子どもたちと一緒に食事をして様子を確認している。子どもたちが育てたジャガイモやトウモロコシを使って簡単なクッキングを行なう等で、食育の取り組みを行っている。
 
  • 5歳児を中心にして当番活動を積極的に行っている。給食当番はテーブルを拭き、麦茶を入れ、給食の始まりの放送を入れたり、片付けをしたりしている。夕方は、雑巾当番やごみ当番が清掃の手伝いを行っている。
 
  • 0~1歳児には連絡帳で、2歳児と幼児クラスには「お知らせボード」でその日の様子を保護者に知らせている。掲示板には写真が多く貼られ、保護者に子どもの様子がわかるようにしている。個別面談や保育参観、行事参加の機会も多く、送迎時にも連絡を取り合い、保護者とのコミュニケーションを大切にしている。
 
  • 地域支援担当保育士を中心に様々な地域交流・子育て支援事業に取り組んでいる。一時保育や毎日の園庭開放、育児相談の受付、図書・紙芝居の貸し出し、毎月の誕生会への招待や「2歳児と遊ぼう」の開催、夕涼み会、運動会などで交流している。園外のこどもセンター、公民館での子育て支援事業に、園長や保育士が出向いて協力したり、隔月に園独自の「あさみぞ子育て通信」を発行し、地域の子育て支援の中核となっている。
 

評価領域ごとの特記事項

評価領域ごとの特記事項
 
人権の尊重
  • 園児や保護者に対する適切な言葉遣いや態度については、「麻溝保育園マニュアル」を定め、職員会議で園長から職員へ、人権を尊重した子どもへの関わり及び保護者の立場に立った対応を行うことを周知している。
 
  • 個人情報の保護、守秘義務については、「情報公開・個人情報保護相模原市」や「麻溝保育園個人情報マニュアル」に明文化し、個人情報の取り扱いに留意している。職員へは職員会議において個人情報の保護と守秘義務について周知するとともに、臨時・非常勤職員には採用時にマニュアルをもとに説明・周知している。
 
  • 南こども家庭相談課や南生活支援課、南保健センター、南療育相談班、児童相談所などと連携をとり、子どもの虐待予防や早期発見に努めている。
 
  • 実習生には実習開始数日前にオリエンテーションを行い、プライバシーの保護について説明している。体験学習、ボランティア、見学者については、「○○の皆さんへ」を渡して、プライバシーの保護について説明している。
 
意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供
  • 家庭との連絡・情報交換は、「麻溝保育園からのお知らせ」で手段・方法を定め、送迎時の口頭連絡とともに、0~1歳児は連絡帳で、2歳児以上は必要に応じて連絡ノートで情報交換を行っている。2歳児以上は「おおきくな~れカード」で3ケ月毎に情報交換を行い、各クラスのお知らせボードで当日の保育状況を伝えている。
 
  • 個人面談を全園児最低年1回実施するとともに、必要に応じ随時実施している。懇談会はクラス毎に年2回実施し、保護者の意見・意向を聞いている。
 
  • コミュニティボックスの設置や行事の後に実施するアンケートなどで、保護者からの意見や意向の把握に努めている。受け付けた意見・意向は、速やかに副園長、園長に報告し、早急に対応している。
 
サービスマネジメントシステムの確立
  • 苦情への対応は、「相模原市立保育所及び療育センターにおける苦情解決実施要綱」に手順を明記し、苦情受付担当者や苦情解決責任者、第三者委員名を玄関脇や事務室、保育室など見やすいところに掲示して、保護者に周知している。受け付けた苦情は「苦情受付(報告)書」に記し、「保護者等からの意見受付時の対応手順」に沿って、早急に対応している。
 
  • 「相模原市立保育園園児健康管理マニュアル」で、室内の環境整備の方法を定め、「安全衛生チェックリスト」で危険物などの安全点検を行っている。
 
  • 園児が触れるおもちゃ、タオル、布団、砂場などの除菌・消毒、遊具の安全点検については、マニュアルに管理方法を定め、点検実行記録をつけて衛生面・安全面の管理を行っている。
 
  • 「感染症対応マニュアル」を常備し、園児健康管理担当者が園内で流行している感染症の情報提供や季節に流行する感染症の資料を配布している。インフルエンザなどの情報が載った保健ニュースを廊下の掲示板に掲示している。
 
  • 防火・防災・防犯対策については、「麻溝保育園消防計画」を作成し、園長から職員会議でマニュアルの再確認をするとともに、避難訓練年間予定表及び役割分担などを確認している。外部への通報手順書を電話機に付けている。
 
地域との交流・連携
  • 豊かな自然環境に恵まれ、時には園庭でオ二ヤンマ、カブトムシ、ヒキガエルなどを観察したり、畑やプランターで草花や野菜を栽培したりして、自然と触れ合っている。周辺の公園や駅などに散歩して、地域の人とも挨拶を交わしている。
 
  • 地域の子育て支援については、「麻溝保育園地域交流年間計画」を作成し、園庭開放や誕生会、「園行事にきてね」、「2歳児とあそぼう」など園児と地域の親子が交流できる機会を持ったり、一時保育・育児相談などを行っている。地域の子どもセンターで「ぽかぽか広場」、「親子わくわく広場」、公民館で「みんなの広場」、「3園合同ほのぼの広場」などを行い、遊びの紹介や育児講座などをしている。地域の親子に向け、2ヶ月に1回「あさみぞ子育て通信」を発行したり、4ヶ月に1回社協などと協力し、「あさみぞ地区子育て情報紙」を発行して、子育てに関する情報を提供している。
 
  • 幼稚園や養護学校、老人ホーム、地域の老人会、肢体不自由児通園施設等と交流をもち、様々な世代の人と関わる楽しさを味わえる機会を多く作っている。
 
運営上の透明性の確保と継続性
  • 麻溝保育園の自己評価票を作成し、年2回、自己評価を実施して改善につなげている。日々の保育については、日誌や乳児・幼児の話し合い会議で検討している。年度末に職員会議で全体を検討し、次年度に反映させている。
 
  • 保育目標は、保護者や地域からの理解が得られるよう、園内へ掲示したり、園だより、麻溝保育園からのお知らせで周知している。        
 
  • 保護者に保育園での子どもたちの様子を見てもらう機会として、保育参観を年2回実施し、保育に関しての感想を聞いている。公開保育や誕生会への保護者の参加も行っている。
 
職員の資質向上の促進
  • 「麻溝保育園マニュアル」に、相模原市立保育園保育目標や麻溝保育園保育目標を明記している。職員はグループに分れ、「麻溝保育園マニュアル」の読み合わせを行っている。
 
  • 研修計画は「保育所職員研修計画」に基づき、役職・勤続年数・担当などに配慮した一貫性を持った計画が保育課で作成され実施されている。園内研修は自主研修係が中心になり、職員全体で取り組んでいる。
 
  • 外部研修を受講した職員は、職員会議で研修報告を行うとともに、研修報告書を回覧している。研修報告書はファイルし、自由に閲覧できるように事務室に置いている。
 

評価結果詳細

評価結果詳細
 
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