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やまばと学園の第三者評価の結果

やまばと学園の第三者評価の結果
 
評価実施年月 令和2年9月~令和3年3月
公表年月 令和3年4月
対象分野 生活介護, 障害者支援施設(施設入所支援+日中活動事業)
法人名 社会福祉法人浄泉会
対象事業所 やまばと学園
所在地 〒259-1132 神奈川県秦野市渋沢2620番地2
ホームページ http://www.kanagawa-id.org/yamabato/
受審回数(前回の受審時期)4 回(平成29年度)
 

理念・基本方針

理念・基本方針
 
(やまばと学園信条)
1、私達はいかなる時にも、いかなる場所に於いても、利用者の基本的人権を尊重し、その人間性を育むことを誓います。
2、私達は利用者とともに健康管理を重点目標とし、安らぎとゆとりのある楽しい学園の運営に努めます。
3、私達は利用者の動静に注目しその要求を具にくみ取り、これに対応し利用者が安心して過ごせる明朗で健全な学園の運営に努めます。
4、私達は利用者に対して心からなる愛情を持って接することを指導上の要とし学園の運営に努めます。
5、私達はこの信条を厳守し遂行するにあたり報告連絡相談を行い、より良い学園の運営に努めます。
 

施設・事業所の特徴的な取組

施設・事業所の特徴的な取組
 
「やまばと学園は、知的障害者の皆様の生活を支援し、利用者様各人の個性と能力を十分に発揮し自立への営みができるよう「やまばと学園信条」に則り、利用者の利益の保護はもとより、地域社会に於ける福祉の充実に貢献するため適正かつ活力ある経営に努め、民間社会福祉事業としての透明性、公明性、公正性、先駆性、独自性を発揮し、職員の資質向上を図り、あわせてISO9001、第三者評価のフレームワークを駆使し利用者が快適、安心、楽しく、アットホームに健康で満足して過ごせることを最重要目的として事業を推進する。」施設運営の基本方針としている。
 

総評

総評
 
特に評価の高い点
1.環境特性に配慮した施設運営に努め、利用者支援のサービス向上に努めている。
 毎年経営組織の環境特性分析、SWOT(Strength,Weakness,Opportunity,
Threat)分析を実施し、法人を取り巻く様々な環境に対して、外部環境からの脅威、機会、内部環境からの強み、弱みを抽出する中で、事業経営の取り組むべき重点課題を明確にしている。令和2(2020)年度は、「利用者主体のサービス向上に努め、公益性・透明性・倫理性・継続性・効率性・説明責任を以て法人の円滑経営を行うこと」「利用者の意思決定支援、合理的配慮、人権に配慮し、虐待等のない透明性のある支援を行うこと」等を明示し、また、「ICT(情報通信技術)等社会インフラの向上を念頭に置いた介護や見守り支援を行い、利用者の安全性・快適性を高めること」等の目標を掲げ重点課題に設定している。
 
2.品質マネジメントシステムを構築し、利用者支援の品質向上に努めている。
 品質マネジメントシステムを構築し、年2回、施設長が議長となりマネジメントレビュー会議を開催し品質目標の達成状況を確認している。マネジメントレビュー規定を作成し、ISO9001要求事項との対比を図り、また、部門ごとの品質マニュアルを作成し、品質目標の達成状況を評価し生活支援サービスの質の向上に取り組んでいる。部門ごとの品質目標は、施設の基本方針等に基づき「利用者に対する人権尊重、サービスの質の向上、地域社会との良質な関係、利用者の生活環境の充実等の項目」に沿って設定し、半期ごとに達成度を評価している。マネジメントレビューチェックリストを作成し部門ごとの品質目標の達成率等を項目ごとに評価し、課題を分析し対策を明確にしている。
 
3.職員は個別支援計画に沿った支援の状況を毎月家族に伝えている。
 職員は、日々の利用者支援の状況を「ケース一覧」に記録している。ケース一覧は利用者の日々の状況を生活面、情緒面、医療面、対人関係及び利用者支援のニーズ面等の視点に分類し記録されている。職員は、ケース一覧を基に月ごとの個々の利用者の「生活支援サービス報告書」を作成し、個別支援計画の目標に沿った支援が実践できていることを確認している。また、毎月利用者の施設での生活の様子や健康状態、前月の要望を踏まえた支援内容等を「生活支援サービス報告書」にまとめて家族に送付し支援の状況を家族と共有している。今年度はコロナ禍のために家族面談を控えており、利用者の元気な表情の写真を添えて郵送し家族とのコミュニケーションを図っている。
 
改善を求められる点
1.利用者・家族が気軽に相談できる環境整備が望まれる。
 最重度の利用者が多く言葉で意思を表明することには限界があり、職員は利用者の表情や行動から利用者の相談の思いを読み取り、利用者が自身の判断で複数の案から選んで対応できるように説明するように心がけている。また、家族とはこまめに連絡をとり、意見や要望の把握につとめている。しかし、相談室は2階の1室のみでいつでも利用者が相談したいときに応じるには十分な環境とは言えない状況である。利用者・家族がいつでも気軽に相談できるような環境整備が求められる。
 

第三者評価結果に対する施設のコメント

第三者評価結果に対する施設のコメント
 
第三者評価を受審し、課題が明確になったところから、しっかりと改善し、更に支援や運営の質が向上するように職員一丸となって取り組んでいきます。
 

評価結果詳細

評価結果詳細
 
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