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デイセンターつくしの第三者評価の結果

デイセンターつくしの第三者評価の結果
 
評価実施年月 令和3年4月~令和3年10月
公表年月 令和3年11月
対象分野 生活介護
法人名 社会福祉法人すぎな会
対象事業所 デイセンターつくし
所在地 〒243-0125 神奈川県厚木市小野2136
ホームページ https://www.sugina.or.jp/
受審回数(前回の受審時期)2 回(2017年度)
 

理念・基本方針

理念・基本方針
 
すぎな会の経営理念
1.人間としての尊厳を重んじる姿勢を貫きます。
2.利用者それぞれのライフステージにおけるケアを目指します。
3.地域と協調し、地域の一員としての役割を果たすよう努めます。
4.経営体としての安定性・積極性・信頼性を追求します。
本理念に基づき、職員・保護者・理事者が力をあわせて、すぎな会発展のため最善を尽くします。
 

施設・事業所の特徴的な取組

施設・事業所の特徴的な取組
 
1.主な活動内容
①日常生活支援及び余暇支援活動
②受注活動
③地域活動
④パン製造、喫茶提供活動
2.事業所として力を入れて現在取り組んでいること
①利用者の人権に配慮し、安全で快適な日中活動の提供に努め、作業棟の改修に伴い、支援体制の再整備を実施する。
②利用者個々の状況に合わせた活動の素材・環境の提供に努め、多様な障害特性のある利用者の心身の安定を図るため、より個別の状況に配慮した支援の実施。
③職員それぞれが課題を持って取り組めるよう、適切な研修の参加により、利用者支援の質の向上を図る。
 

総評

総評
 
特に評価の高い点
①職員の人権擁護意識の強化に取り組んでいる。
職員は、『障害を持つ個人が尊厳を持って、その人らしい自立した生活を送れるように支える』責務があることを職員倫理綱領、職員行動規範の冒頭に明記し利用者の人権擁護に取り組んでいる。毎年人権チェックリストを用いて全職員が自身の人権擁護の取り組みの自己点検を実施している。職員行動規範等を明記したクレドを職員一人ひとりが常時携帯し、日常的に人権擁護について自身の行動を振り返り注意を喚起している。また、人権委員会が2か月毎に人権標語を作成し施設内各所に掲示している。

②利用者一人ひとりの障害特性に配慮した自立支援に努めている。
利用者ごとに「障害特性シート」を作成し、コミュニケーション障害、社会性の障害、想像力や感覚障害など利用者一人ひとりの行動特性と支援方法について明記している。職員は利用者個々のコミュニケーションの取り方を工夫し、理解の難しさ、発信の難しさ、やりとりの難しさに対する支援のアイディアを提示している。支援の必要性や範囲を本人や家族と話し合って個別支援計画に盛り込んでいる。自閉傾向の強い利用者については、個性やこだわりにもきめ細かに配慮し、写真や絵、カードなどを活用したスケジュール表を作成して曜日や時間ごとに決めた自立課題を設定している。
 
③利用者の日中作業に参加できる楽しみが広がっている。
日中活動のボールペンの組み立てと12本のケース詰め作業に多くの利用者が興味を示したことを受けて、出来るだけ多くの知的障害のある利用者に参加してもらうことにした。全行程を一人でできるのは4人だけであったが、作業工程を3つに分割し能力に応じて担当することで17人の利用者が参加することができた。本数を数えることが苦手な利用者が多く、3本までは数えられるがそれ以上だと間違えてしまい集中力が途切れてしまう。3本ずつを一括りとして4個を束ねてケースに詰める治具を工夫し、スピードアップを図ることができた。作業効率も当初の2倍になり、完成した製品をみて自分の責任を果たしたことへの満足感が利用者のモチベーションの向上につながっている。
 
④オンブズマン制度を活用し利用者が気軽に相談できるようにしている。
オンブズマンが年10回施設を訪問し利用者の相談に応じている。「あなたのそばにオンブズマンがいます」と明記した電話相談にいつでも応じるポスターを施設内各所に掲示し、また、「みんなの声」ボックスを食堂に設置し、利用者がオンブズマンに相談したいことがあればいつでも投函できるようにしている。利用者は毎月第3水曜日のオンブズマン相談会に出席し、直接職員に言えない苦情や悩みについて顔なじみのオンブズマンに相談している。
 
改善を求められる点
年1回の自己評価と課題対策の取り組みが望まれる。
福祉サービスの質の向上に向けた自己評価については年1回以上の実施が求められているが、チェック結果を体系的に整備し課題を分析し、計画的に課題対策を実施しているとは言えない状況である。生活介護事業所の利用者支援に関する自己評価項目を事業所独自に設定し、自己評価の実施と課題の特定、計画的な改善策の実施が望まれる。
 

第三者評価結果に対する施設のコメント

第三者評価結果に対する施設のコメント
 
今回の評価結果を受け止め、福祉サービスの質向上をより一層図るため、自己評価を実施し、必要な課題に対して計画的に改善策が実施出来るよう取り組んでいきたい。
 

評価結果詳細

評価結果詳細
 
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