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すぎな会第4生活ホームの第三者評価の結果

すぎな会第4生活ホームの第三者評価の結果
 
評価実施年月 令和3年4月15日~令和3年11月
公表年月 令和3年11月
対象サービス 共同生活援助(介護サービス包括型)
法人名 社会福祉法人すぎな会
対象事業所 第4生活ホーム
所在地 厚木市
ホームページ http://www.sugina.or.jp/
受審回数3回(2017年度)
 

理念・基本方針

理念・基本方針
 
すぎな会の経営理念
1. 人間としての尊厳を重んじる姿勢を貫きます。
2. 利用者それぞれのライフステージにおけるケアを目指します。
3. 地域と協調し、地域の一員としての役割を果たすよう努めます。
4. 経営体としての安定性・積極性・信頼性を追及します。
本経営理念に基づき、職員・保護者・理事者が力をあわせて、すぎな会発展のため最善をつくします。
 

施設・事業所の特徴的な取組

施設・事業所の特徴的な取組
 
以下を業務運営方針として取組んでいる。
1.重点実施目標
 (1)利用者の人権に配慮した生活支援
 (2)高齢化・病弱化等に向けた支援体制と環境整備
 (3)地域社会との関係を大切にする。
2.業務運営方針
 (1)利用者の人権に配慮した支援を行い、安心できる生活環境となるよう努める。ホーム支援会議など利用し、人権擁護の研修を開催する。
 (2)高齢化・病弱化ならびに重篤な病状の場合を含めた支援体制と環境を整備し、生活ホームでの生活が継続できるよう模索、検討する。
 (3)利用者の現状を確認し、生活ホーム内での部屋替えやホーム間の移動も考慮しながら生活環境を整えていく。
 (4)地域の活動などに利用者とともに参加して交流を図り、利用者への理解を深めてもらうよう取り組む。
 

総評

総評
 
特に評価の高い点
  • 利用者は地域住民のひとりとして地域に溶け込んだ生活を目指している。
    生活ホームの利用者は多くが法人の入所施設から地域移行を果たした人たちである。人に迷惑をかけない地域生活のルールを守り、地域住民の一人として生活している。自治会に加盟し積極的に地域のイベントに参加している。コロナ禍で地域行事が中止になることがあるが、毎年地域の盆踊りや年2回の地域清掃に参加している。清掃にはほとんどの利用者が参加し道路掃除や草むしりなどを行っている。また地域の防災訓練に参加し、利用者と職員が地域の人たちと一緒にパトロールをしている。夏と冬に日中活動で制作した手作りの藍染の手ぬぐいや手作りカレンダーを、挨拶を兼ねて地域の人たちに配り地域の人たちとの交流を図っている。
  • 職員の人権擁護意識の徹底を図っている。
    「職員は、障害を持つ個人が尊厳を持って、その人らしい自立した生活が送れるように支える責務があること」を「職員倫理綱領」及び「職員行動規範」に明示し職員に周知している。職員は職員倫理綱領や職員行動規範をカードに記載したクレドを常時携帯し注意を喚起している。毎年人権チェック自己点検表により職員自身の行動を振り返り、適切な呼称や言葉遣いなど気づきを職員間で共有している。人権委員会が人権標語を作成し、掲示して職員の注意を喚起している。「人権侵害防止規定」「性的な迷惑行為の防止規定」「パワーハラスメント防止規定」を策定し、「禁止行為審査会」を設置し、人権侵害行為に関する職員の処置・報告に関する意識の徹底を図っている。
  • 利用者がいつでも気軽に相談できる体制を整備している。
    担当職員制を採用し利用者が何でも気軽に身近な職員に相談できる体制を敷いている。支援員・ホーム支援員等が、利用者に寄り添う形で個別相談を随時受けている。傾聴を中心にしつつ、主担当者を中心としてホーム職員全体で取り組んでいる。また、「お気軽に相談してください」という苦情解決第三者委員やオンブズマン相談員の顔写真入りのポスターをホーム内食堂に提示している。オンブズマンが年10回法人の各施設を訪問している。年2回は各生活ホームを訪問し利用者の相談に応じている。利用者は通所先の法人の相談会や生活ホームの相談会に出席し、職員に言えない苦情や悩みについて直接オンブズマンに相談できる仕組みが整備されている。
 
改善を求められる点
  • 利用者の高齢化・重度化対策としての、「地域での生活を継続したい」という利用者の意思を尊重した対策の実施長く入所施設で生活し、地域移行でグループホームに入居した利用者の高齢化が進んでいる。もとの入所施設ではなく地域での生活を継続したいという利用者がいる。法人として日中サービス支援型のグループホームの開設を進めており、利用者の意思を尊重した支援が期待される。
  • 年1回以上の事業所独自の利用者サービスの向上に向けた自己評価と課題整備の取り組みが望まれる。
    定期的に第三者評価を実施しているが、年度ごとの自己評価は実施されていない。生活ホームの利用者支援に視点を置いた施設独自のチェック項目を設定し、自己評価を実施し支援課題の整備と対策の実施が期待される。
  • 利用者の高齢化・重度化対策としてのスプリンクラーの設置
    利用者の重度化の傾向の中で、火災発生時のスプリンクラー設置の必要性が高まっており、スプリンクラー設置の具体策が期待される。
 

評価結果詳細

評価結果詳細
 
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