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しゃんぐりらベビーホームの第三者評価の結果

しゃんぐりらベビーホームの第三者評価の結果
 
評価実施年月 2021年9月~ 2022年3月
公表年月 令和4年4月
対象サービス 乳児院
対象事業所 しゃんぐりらベビーホーム
所在地神奈川県
 

総評

総評
 
特に評価が高い点
  • 職員は、子どもが満足していることを見守りながら日々の支援に努めている。
    「個別援助カリキュラム」を毎月更新し、子ども一人ひとりの支援目標の成果を評価し、次の支援目標の設定に反映している。カリキュラムに個々の子どもの支援目標、配慮すべきこと、月ごとの成果の評価と反省を明記し毎月更新し、職員間の情報共有を図っている。目標設定は「安心して眠ろう」「ミルクをお腹いっぱいのもう」「たくさん足を動かすようにしよう」など子どもの状況に応じて具体的である。担当養育職員を配置し、子どもへの愛着を大切にし、子どもが満足していることを担当職員がいつも見守っている。職員はグループリーダーと日々の支援の責任者、子どもの担当職員がチームを組みグループ会議で支援の成果を共有し、毎月個別支援カリキュラムの見直しを実施している。
 
  • 子どもが食べたいと思うように、楽しい食事を実感できるように支援している。
    職員は家庭的雰囲気の中で食事が楽しくなるように心がけている。年間計画に沿った行事食を毎月楽しんでいる。お弁当の日、ホットプレートの日、炊飯体験の日などを設定し、また、ソラマメやグリンピース、トウモロコシの皮むきを体験し、子どもはプランターで育ったトマトやピーマンなど季節の味が楽しい食事につながることを経験している。職員はテーブルでリンゴや桃など果物の皮をむいたりして少しでも家庭的雰囲気になるように心がけている。
     また、子ども一人ひとりの椅子の高さを調整し自然な姿勢で食べられるように配慮し、刺激に敏感な子は、座る位置に配慮し周りが気にならないようにしている。子どもが自分で食べたいと思うように手でつかんで食べられるように小皿に乗せて食べやすくしている。子供の摂食状況や体調、本人の癖に配慮した食事を提供している。職員は、子どもが食べたいものを食べて楽しい食事を実感できるように支援している。
 
改善を求められる点
  • 中・長期計画を策定し、中・長期の目標に沿った施設運営が期待される
    運営会議の場で今後どのような乳児院が必要となり、施設をどのような乳児院に育てていくべきか等について話し合っている。国の「家庭養育優先原則」の方針等に配慮し、周産期から顔の見える地域支援の在り方等について話し合っている。中・長期計画の策定が望まれる。
 
  • 職員一人ひとりの目標管理の実施が望まれる
    施設の職員育成指針や方針等の策定に現在取り組んでいる最中であり、個々の職員の目標管理は実施されていない。目標管理シートを整備し、職員と管理者の定期的面談の場を設定し、目標達成に向けた情報共有の取組が期待される。
 
  • 所定のアセスメント書式による利用者支援ニーズの把握の取組が望まれる
    自立支援計画策定に向けた利用者支援ニーズを把握するためのアセスメントの書式や手順は確定していない。施設のアセスメント手順を文書化し子どもや保護者への支援ニーズを把握し、支援課題を自立支援計画に反映する取組が望まれる。また、自立支援計画の実践の状況等をPCに記録し、職員間の情報共有の迅速化を図る取組が期待される。
 

第三者評価結果に対する施設のコメント

第三者評価結果に対する施設のコメント
 
子どもたちの最善の利益を最優先して、ひとりひとりを大切に丁寧に養育している点を高く評価していただいている事はとてもありがたいです。評価項目の中から課題を見つけて少しずつ改善していますが、まだまだ達成には時間がかかりそうです。組織の見直しと運営会議や各委員会活動等の中で取り上げながらさらなる改善をめざし、職員にとっても希望の持てる施設にして行きたいと思います。
 

評価結果詳細

評価結果詳細
 
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