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施設・事業所情報

施設・事業所情報
 
名称
笹下南つくしんぼ保育園
評価対象サービス
2022 保育所版
対象分野
認可保育所
定員
106 名
所在地
234‐0052
横浜市港南区笹下6丁目28番9号
TEL
045-841-4284
ホームページ
【施設・事業所の概要】
開設年月日
2020年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等)
社会福祉法人 つくしんぼの会
職員数
常勤職員:21 名
非常勤職員:11 名
専門職員
保育士:24 名
栄養士:2 名
看護師:1 名
調理員:1 名
施設・設備の概要
保育室:6
事務室:1
予備室:1
医務室:1
職員休憩室:1
園庭 プール:1
 
 

理念・基本方針

理念・基本方針
 
保育理念 :
☆子どもの最善の利益・その福祉の増進に務めます。
☆子どもの人権を守り、子どもの育ちを保護者とともに見守り、保護者の労働する権利の保障に務めます。
運営方針:
☆子どもの人格が尊重され、ゆったりと安心して夢中に遊び、その子どもの持つ生きる力を十分発揮でき、豊かな育ちのできる保育活動を行います。
☆生活を共にする中で、子どもの心に寄り添う家庭的な温かさを大切にし、愛されている自覚の中で、自立へ向けて育つことの出来る保育活動を行います。
☆保育園を利用する人と子育てのパートナーシップの関係を築き、誰もが働く事が出来るよう、また家族が幸せに暮らせるように応援することをめざし、必要な時に利用できる保育園づくりを行います。
☆地域の子育ての拠点となるべく、関係機関と連携をとりながら、地域の人たちも含めて、子どもの育ちを共に喜べる関係に努め、地域の保育ニーズも満たされる地域に開かれた保育園づくりを行います。
 

施設・事業所の特徴的な取組

施設・事業所の特徴的な取組
 
JR根岸線洋光台駅または京急線上大岡駅から江ノ電のミニバスで約10分の戸建ての多い静かな住宅街にある。1980(昭和55)年に横浜市立保育園として設立され、2020(令和2)年から社会福祉法人つくしんぼの会により運営されている。定員106名のところ、0歳児から5歳児まで99名の園児が在籍しており、24名の保育士も含め34名の職員により運営されている。
園の前にバス停があるが、車で通園する家庭も多く、園には5台分の駐車場を備えている。近隣には多くの公園があり、散歩でどんぐりや落ち葉拾いをするなど自然に恵まれている。園内には、年齢別の保育室のほかに育児支援室を兼ねた保育室がある。1,944 m²の園庭には、プール、大きな築山、ジャングルジムなどの多様な固定遊具を備え、花壇、畑や田んぼが整備され、姫林檎や夏蜜柑など多種類の実のなる木が植えられている。ピーマンやさつま芋などの野菜や米を栽培して成長を観察し、収穫して食べたり、ねじりコンニャクや梅シロップ作りなど、食育活動に力を入れている。庭で虫探しをしたり、築山を上ったり、また鬼ごっこや三輪車で走り回るなど、年齢や発達に応じて身体を動かす遊びの時間を大切にしている。
公立からの移管時期と新型コロナの流行が重なり、様々な制約の中で、法人として、子どもと向き合い子どもの主体性を大切に子どもと大人が対等な立場で作っていく対話的保育を目指している。
 

第三者評価の受審状況

第三者評価の受審状況
 
評価実施期間
2022/07/01(契約日) ~2023/03/27(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期)
 0 回(年度)
 

総評

総評
 
特長や今後期待される点
◇特長
・理念に裏付けられた保育
理念に沿った保育を実現するための望まれる職員像を、「経験別望む保育士像」で8階層毎に具体的に定めている。職員はそれを目指し、子ども達が主体的に動けるように子どもの意見を尊重しながら、対話的な保育を実践している。子ども達がのびのびと過ごす中にも落ち着きが感じられる。
 
・子育てのパートナーとしての家族支援
乳児のみならず幼児についても連絡ノートを導入し、子どもの年齢を問わず保護者との連携に努め、信頼関係の醸成に努めている。送迎時など、園長以下各保育士が率先して保護者と子どもとの様子を見守り、声かけを通じて様々な相談を受け止めている。
 
・子ども一人ひとりへの保育
クラス単位で子ども一人ひとりの指導計画を作成し、内容を乳児は毎月、幼児は3ヶ月事に見直し、めざす子どもの活動や保育士の配慮を明記している。子どもの気持ちとありのままの姿を受け止め、子ども一人ひとりの発達にそった個別の保育に努めている。
 
・広い園庭の活用
自然に囲まれた広い園庭には、遊具だけでなく、築山やイチョウの大木、畑、田んぼがあり、虫を捕まえるなど、日常的に自然に触れ合い探索活動などができる環境を保育に活かしている。また、田んぼで田植えから刈り取りなど米の収穫を経験したり、畑で栽培した野菜の皮むきなど食育に取り入れている。
 
◇今後期待される点
中・長期計画と単年度事業計画の策定
法人が運営する3園全体の課題に対する中・長期計画を策定している。法人として考えているビジョンと具体的な将来像を明記し、職員に周知することが期待される。また、職員参画のもとで中・長期計画にそった園としての事業計画を策定し、理解しやすい資料などを工夫し保護者への説明が期待される。
 

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 
 令和2年度4月1日に横浜市が運営する公立園を民間移管して3年目になります。移管後すぐに新型コロナウイルスが発症して登園自粛をお願いすることになりました。今までに経験したことのない保育園運営となりました。法人理念で掲げている、子どもの人権を意識し、大切にした保育、そして子どもが主体となり子どもが自由に気持ちを表せるような保育実践が行われているかを日々振り返ってきました。
広い園庭に託された横浜市の保育を引き継ぎ子どもが安心して生活し、保護者が安心して就労することができるよう努めてきました。
 何気ない子どもの表情や言葉を大切にしています。そして子どもと一緒につくる保育を目指しています。この3年間職員は一生懸命に子どもたちと向き合い保育をしてきました。
 今回、第三者評価を受審して、課題として捉えることが多くありました。
より一層の具体化、明確化が求められている運営面、コロナ禍という状況もあり思うように実施できずにいた地域との連携は地域のニーズを把握する取り組みが求められています。
職員の人材育成は深めていきたい専門知識や技術など必要とする研修を計画して今後も実施していきたいと考えています。受講した研修内容園内で報告して園内研修の充実もしていきます。
 そして職場内環境としては意見を出し合えるチームワーク作りに取り組んでいきます。輝いている子どもの姿や保育実践の中で悩んでいることなどを顔を合わせて話し合う時間を一日の中でつくる努力をしていきます。
そのための事務作業の合理化も進めていきたいです。
保護者アンケート内には職員に対する感謝や労いの言葉がありました。私たちの励みになります。ありがとうございます。園内の環境面に関しては経年劣化からのものもあり園としても把握しています。すぐには対応できない事もありますが、建て替えの事業計画を進めていきます。
 今回受審し、得た課題に真摯に向き合いより良い保育園運営に取り組んでいきます。
 

第三者評価詳細PDF

第三者評価詳細PDF
 
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