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くりの丘の第三者評価の結果

くりの丘の第三者評価の結果
 
評価実施年月 令和5年7月31日~令和6年3月
公表年月 令和6年3月
対象分野 生活介護
法人名 社会福祉法人川崎市社会福祉事業団
名称くりの丘
所在地 川崎市麻生区栗木台5-17-19
ホームページ http://kfj.or.jp
 

理念・基本方針

理念・基本方針
 
法人運営の基本的な方向性として、「法人の魅力と強みを活かした質の高いサービスの提供と地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みの推進」を掲げ、法人の基本理念として「充実した質の高いサービスの提供」「地域に根差した施設運営」「人材の確保・定着・育成」「法人の経営基盤の整備」の4項目を掲げている。基本理念の項目ごとに、理念の実践に向けた具体的な行動指針を明示している。職員規範に基本理念を掲載し職員に周知し、また、ホームページに掲載し理念の実践に向けた法人の考えを示している。
 

施設・事業所の特徴的な取組

施設・事業所の特徴的な取組
 
「くりの丘」は小田急多摩線黒川駅から徒歩5分の閑静な住宅街にある。社会福祉法人川崎市社会福祉事業団が、平成25年4月に開設した定員50名の生活介護事業所である。令和5年10月1日現在の契約者数は53名で、支援区分5と6の重度障害者が全体の60%を超えており、15%の利用者は身体障害者手帳を所持している。
くりの丘の基本方針として、「社会人である利用者さんを応援することを目的として利用者のニーズと意思を尊重し、日々の生活の中で喜びや生きがいを感じられるような支援を行うこと」をうたっている。今年度の事業目標の主な内容は、「虐待防止」「地域との関係強化」「利用者がかかわれる作業種目の開拓」であり、利用者本位のサービスの質の向上に努めている。
 

総評

総評
 
特長や今後期待される点
〇目標管理制度を整備し、職員の育成を図っている
目標管理制度を整備し、組織目標と個々の職員の育成目標の整合性を図っている。事業計画の重点目標を達成するために、法人内共通様式の目標管理シートを活用し、チーム及び個人としての業務目標を設定し、いつまでに、何を、どのように推進するかを明記している。目標管理シートは、業務目標と能力開発目標共に、職員が達成時期を意識し、計画的に取り組むことができるよう工夫されている。定期的に職員と管理者が面談し、チーム目標、個人目標の達成度を評価し目標達成に向けて情報共有を図っている。組織目標と組織内の職員自身の役割の目標達成度を評価し人事考課に反映している。
 
〇利用者満足度調査や職員自己チェックの結果をサービス改善に活かしている
毎年定期的に利用者満足度調査を実施している。調査結果を分析しサービス課題を明確にして対策を講じている。前回調査では、「職員同士の連絡がとれていない」など4件の課題の指摘があり、ミーティング等で職員間の情報の共有化を徹底し、支援の統一化を図る等の対策を講じて利用者に周知している。また、利用者の虐待防止に向けた職員の自己チェックを毎年実施している。自己チェックは職員用と管理者用があり、利用者の人格無視やプライバシーの侵害等チェック項目は30項目に及ぶ。自己チェックの結果を項目ごとに集計し対策を講じている。「利用者をあだ名で呼んだりしていないか」等、職員に周知し注意を喚起している。
 
〇利用者は多様な余暇プログラムを楽しんでいる
従来、カラオケやボッチャなど10種類以上の余暇プログラムであったが、参加できる利用者に偏りがあった。昨年度利用者がわかりやすく楽しめるものを検討した結果、みんなが楽しめるフォークダンスをプログラムに加えることになった。そこで一般になじみのあるマイムマイムやジェンカを取り入れたところ、利用者に大好評であった。利用者自らが体を動かすだけでなく、ダンスの様子を見て楽しみ音楽だけでも興味を示す利用者もいた。楽しかったことを利用者が家庭で話題にしたことが、家族から連絡帳で伝えられている。現在余暇プログラムの一つとしてフォークダンスが定着している。
 
〇業務マニュアルの整備がのぞまれる
生活支援マニュアルの一部については作成されているものもあるが、業務マニュアルの整備状況は十分ではない。個々の利用者の障害特性に応じた支援マニュアルも一部にはアセスメントシートを活用する等の現場の工夫はあるが、マニュアルとして体系化されたものはない。施設全体の業務マニュアルの体系化を図り、マニュアル整備の対策の強化が望まれる。
 

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 
「くりの丘」は小田急多摩線黒川駅から徒歩5分の閑静な住宅街にある。社会福祉法人川崎市社会福祉事業団が、平成25年4月に開設した定員50名の生活介護事業所である。令和5年10月1日現在の契約者数は53名で、支援区分5と6の重度障害者が全体の60%を超えており、15%の利用者は身体障害者手帳を所持している。
くりの丘の基本方針として、「社会人である利用者さんを応援することを目的として利用者のニーズと意思を尊重し、日々の生活の中で喜びや生きがいを感じられるような支援を行うこと」をうたっている。今年度の事業目標の主な内容は、「虐待防止」「地域との関係強化」「利用者がかかわれる作業種目の開拓」であり、利用者本位のサービスの質の向上に努めている。
 

評価結果詳細

評価結果詳細
 
<<公益社団法人神奈川県社会福祉士会>> 〒221-0825 神奈川県横浜市神奈川区反町三丁目17番2 神奈川県社会福祉センター4階 TEL:045-317-2045 FAX:045-317-2046